土佐文旦土佐文旦

さっぱりとした爽やかな甘さと、独特のほろ苦さがクセになる「土佐文旦」。高知県は生産量、消費量ともに全国1位の品目です。

最近は、高知県だけでなく全国的にも人気のあるくだものです。

土佐文旦の収穫は、12月下旬から始まります。収穫後すぐには出荷せずに園地に板で囲いを作り、
上にわらなどをかぶせる「野囲い」(のがこい)という工程で1、2カ月追熟させ、2月上旬に出荷最盛期を迎えます。

(JA高知県広報誌「こうぐり」より)

ビタミンCが豊富、美肌にも期待!

実が大きく、袋を剥いても実がしっかりして剥ぎやすい文旦。気が付けば、パクパクと1玉ペロリとイケちゃう手軽さも魅力の果実です。

果実の優しい甘みは、ハチミツの成分と同じ果糖によるもの。美味しいうえに栄養も満点で、特にビタミンCの含有量は柑橘類ではトップクラス! ブンタンを半分食べれば、成人の1日のビタミンC推奨量(100mg)が満たされるほどの含有量です。

ビタミンCには、抗酸化作用で活性酸素から体を守ってくれる作用、免疫活性作用、コラーゲンの合成を助け皮膚のシミやシワを防ぐ作用、副腎皮質ホルモンを生成してストレスへの抵抗力を高める作用などがあります。アンチエイジングにも期待が持てます!

ピーマンの豚肉巻き 文旦ソースかけ(JA高知県HP「レシピ集」より)

アレンジ次第で、メイン料理にも!

果実をそのまま食べるのはもちろん美味しい。でも、それだけではもったいないのが「土佐文旦」。

アレンジ次第では肉でも魚でも相性バッチリ! 果汁と果肉がいい具合に爽やかに広がり、さっぱりした味わいに。サラダなどのサイドメニューから、メイン料理のソースなど、文旦を使った料理は「JA高知県 レシピ集」をご参考に。

余すことなく、まるごと活用!

ブンタンは果肉にも皮にも多くの栄養が含まれています。

皮は砂糖で煮てピールにしたり、ジャムにすることができます。また、数日天日干しにしてお風呂に入れるのもオススメ。ほんのり爽やかな香りがリラックス効果に期待が持てます。

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